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血圧の数値は変動するもの?


血圧を下げる方法・医師の画像

血圧の数値が高かったり変動したりすると心配になってくると思います。

もちろん、低い数値に越したことはないでしょう。

ただ、高血圧の状態が続くなら、何かしら対策をしなければいけません。

そこで、ここでは・・・
血圧の数値が変動する原因!

今すぐできる高血圧の対策!
これらについて解説しています。

血圧を下げる方法をお探しの人は、参考にしてみてください。


高血圧・危険度チェック


血圧の数値が変動する原因について!


はじめに血圧の数値って一日の中でも変動するものなんですね。寝ている時が一番低く、朝起きて行動すると血圧は上がります。そして、夜になると、また下がっていきます。基本的にこのような仕組みなっていると理解してください。

そもそも、なぜ変動するのか?これには、自律神経が大きく関係しています。自律神経には、交感神経と副交感神経の2つがあります。

特徴としては・・・

交感神経  ⇒ 運動している時やストレスや興奮している時

副交感神経 ⇒ 落ち着いている時やリラックスしている時


このように覚えておくといいです。


交感神経について!


血圧が高い状態は、交感神経が活発になっていると思ってください。常に緊張している時や興奮している時、ストレスが溜まっているような時は、交感神経が優位になっているので血圧は高くなってしまいます。

厄介なのは、自律神経は、自分でコントロールするのが難しいところです。落ち着けば大丈夫と思っていても、自分の意志とは反して交感神経が働きます。


副交感神経について


逆にお風呂に入ってリラックスしているような時は、副交感神経が働くので、その結果、血圧は下がります。高血圧にならない為には、このバランスを取ることが大事とされているんですね。なので、普段から高いよう人は、リラックスできる環境を作るようにしてください。

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血圧の数値ってちょっとした事でも変動してしまいます。これは、数値が低い高いに関係なく誰でも変動します。普段、正常値の人でも、上が160とか上がることは普通にあります。ですが、これは一時の事です。

時間を置いて測定して正常値であれば、特に問題はありません。ただ、高血圧の人が、興奮した状態になると、さらに上がってしまいます。

上が180〜200以上になる場合もあるので気をつけなければいけません。

そんな時は、今すぐにでも血圧を下げたいところでしょう。そこで、今すぐ血圧を下げる方法を紹介します。

何があるかといえば・・
・深呼吸

・ツボを押す方法
これらを試してください。


呼吸法について!


深呼吸している画像

血圧を下げる方法には呼吸法があります。深呼吸をを行うと一時的ですが、数値は下がります。

腹式呼吸で、ゆっくりと深い深呼吸を何度か行ってみてください。

この方法を試すだけで、20〜30mmHgは下がっていくでしょう。

緊張した時や興奮している時には、深い深呼吸で対処するといいと思います。


ツボ押し


人間の体には数多くのツボが存在します。ツボを刺激で自律神経を整えたり、血流が改善されて血圧が下がります。お勧めするのは、手の爪の生え際にあるツボです。

高血圧に関しては、小指の爪の生え際が効果的です。

血流の改善や自律神経を整る働きが期待できます。

爪を刺激する位置

小指の生え際を挟むようにして刺激するといいでしょう。1人でも簡単にできるので血圧が高い人は、時間がある時に試してください。

こちらでも詳しく解説しています。

血圧を下げるツボについて!


最後に!


血圧が変動する原因には、自律神経が大きく関係しています。

なので、1日の中でも血圧は変化すると覚えておきましょう。

今すぐ血圧を下げるには、深呼吸を行う方法やツボを刺激する方法を紹介しました。

それと、何を試しても思うように下がらない人もいると思います。

そんな人は、病院で検査してもらいましょう。

場合によっては、原因が病気からくるものあるので、放置しないようにしてください。



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