血圧を下げる方法としては、
睡眠不足を解消させるのが効果的です。
高血圧で、生活習慣を改善している人も大勢いると思います。
例えば、減塩や運動で対策される方が多いですが、睡眠についても考えた方がいいです。
なぜなら、睡眠不足は、高血圧になる原因の1つだからです。
そこで、このページは・・・
- 睡眠不足で血圧が高くなる理由
- 不眠を改善させるには?
- 睡眠で気をつけることについて!
これらについて解説しています。
睡眠不足になりがちで血圧が高い人は参考にしてみてください。
睡眠不足で血圧が高くなる理由
そもそも、なんで睡眠不足になると高血圧になってしまうのか?
原因として考えられるのが以下のことが挙げられます。
・自律神経の乱れ
・傷ついた血管を修復できない
自律神経が乱れる
寝る時間が少ない人は、自律神経が乱れてしまいます。自律神経には、交感神経と副交感神経があり、睡眠時間が短い人の場合、交感神経が優位になる。
すると交感神経が働き、緊張状態が続き、ストレス等を受ければ血圧は高くなります。
ちなみに、1日でも睡眠時間が短いと血圧は高くなるといいます。それが、続いてしまうと、慢性的な高血圧になるので注意が必要です。
傷ついた血管を修復できない
短眠の人は、ホルモンバランスは乱れ、血管も修復されにくくなります。なので、血圧を下げたいなら、睡眠についてよく考えなければいけません。
基本的には、7〜8時間ぐらいは欲しいところです。それ以下ですと、少ないですし、逆に寝すぎも血圧が高くなる原因になるので注意してください。
不眠を改善させるには?
血圧を下げるためにも質の良い睡眠を7〜8時間は、取りたいところです。
でも、いつも夜寝るのが遅くなってしまう人もいるでしょう。
そんな人は、次の方法を試してください。
・朝早く起きる方法
・昼に運動する
・リラクゼーションの音楽を聴く
この2つが有効な方法です。
朝早く起きる方法
睡眠の質を上げたい方やぐっすり寝たい方は、朝早く起きるのがいいです。はじめは、つらいかもしれませんが朝早く起きて太陽の光を浴びてください。そして、二度寝してはいけません。その日は、夜まで頑張って普通に生活します。すると、夜には眠くなるので、すんなりと寝る事ができます。
これを繰り返すだけで不眠は改善されていきます。要するに、早寝早起きすると正しい生活習慣が取り戻せるということです。
昼に運動する
他にも、昼に運動をするのも一つの方法になります。体を疲れさせることで夜はすぐに眠りにつくことがきる作戦です。理想は、軽めの筋トレを行ってから有酸素運動をやるのがいいですね。
高血圧の方は、きつい筋トレは危険なので、軽めの筋トレを行いましょう。それから、ウォーキング等を行うとダイエット効果も期待できます。早起きや運動を行えば不眠は改善させることができますので試してください。
リラクゼーションの音楽を聴く
寝る時や布団に入った時にリラクゼーションの音楽を聴くのも睡眠不足を解消するには効果的です。ゆっくりした音楽を聴くとリラックスすることができてすんなりと熟睡することができるでしょう。また、同じ物を続けて聴くと飽きてしまうので、違うCD等を用意しておくのがお勧めです。
睡眠で気をつけることについて!
睡眠ではどんな事に気をつければいいのか?
出来る限り、熟睡して高血圧の予防や対策に励みたいところですよね。
悪い睡眠としては・・・
・寝る前にスマホやPCは触らない
・照明を明るくしないこと
・寝る前にアルコールを飲まない
などが挙げられます。
寝る前にスマホやPCは触らない
スマホやPCなど、ブルーライトの強い光を浴びると脳が活性化するので、質の良い睡眠が取れなくなります。なので、寝る30〜60分前には、スマホやパソコンの作業は控えて睡眠に備えましょう。
照明を明るくしないこと
質の良い睡眠を取るためには、照明は暗めの方が良いと言われています。なので、部屋の照明はなるべく暗くすることをお勧めします。また、光の調節ができる照明器具なら就寝前はやや暗めに設定しておくと寝つきも良くなります。
寝る前にアルコールを飲まない
なかなか寝れないという理由で、寝酒をする人もいるようですが、就寝前にアルコールを摂取すると逆に目が冴えて眠れなくなります。それにアルコールの量が増えてしまえば、高血圧の原因にもなるので、ビールやお酒などは、夕食時にたしなむ程度に飲むようにしましょう。
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以上が睡眠で気をつけることになりますので、血圧を下げるためにも、睡眠不足を改善させるようにしましょう。