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夜勤の方は要注意?高血圧になりやすくなる?


夜勤で高血圧になる?

夜勤がある仕事に就いている人は、高血圧になりやすいので、気をつけた方がいいです。

仕事によっては、週に一回だけと言う人もいれば、夜勤がずっと続く場合もあるでしょう。

夜勤を続けている人が健康診断で血圧を測ってみたら高血圧になっていて、驚いた方も少なくないでしょう。

もちろん、そのまま放置してしまえば、高血圧の他にも糖尿病や心臓病などを発症するリスクも高くなります。

そこで、ここでは・・・

夜勤で高血圧になる理由について!

血圧を下げるための具体的な対策について!

高血圧が改善されない人はどうすればいいのか?
これらについて解説させていただきますので、夜勤が多い人は、ぜひ参考にしてみてください。


高血圧・危険度チェック


夜勤で高血圧になる理由について!


今では、国民の約20%が夜勤をされていると言われているんですね。

これは、5人に1人の計算になるのですが、その中で体調不良を訴える人は、決して少なくありません。

中には高血圧になっていても気づいていない人もいるでしょう。

そんな方は、高血圧が深刻化する可能性もあるので注意が必要です。

そもそも、なんで夜勤がいけないのか?

その理由は・・・

・生活リズムが狂うため
・睡眠習慣が乱れるため
・ホルモンバラスが乱れてしまうため
・深部体温のリズムが乱れるため
これらの理由が挙げられます。

先ず、単純な話、これまで寝ていた時間に仕事をするわけですので、生活リズムが狂うのは当たり前の話ですよね。

生活リズムが狂ってしまえば、睡眠習慣も乱れてしまいます。

特に健康を保つためには、質の良い睡眠を取ることは重要なポイントになります。

熟睡している時にホルモンの分泌も活発になり、それでホルモンバランスが整いますし、睡眠は傷ついた血管を修復する役割もあるんですね。

なので、睡眠に問題がある人は、血圧も高く体調不良を起こしやすくなります。

また、深部体温とは体の内部の温度のことで、深く眠るために体温を下げなければいけません。

しかし、夜勤をされている方は、深部体温が下がず、寝つきが悪くなる傾向にあります。

このような理由から、夜勤をされている方は、血圧も高くなりやすいので注意が必要です。


血圧を下げるための具体的な対策について!


では、夜勤をされていて、血圧が高い人はどのような対策をすればいいのか?

いくつか改善点や対策を紹介しますので参考にしてください。


仮眠をとる


週に数回、夜勤があるような方の場合、肉体的にも精神的にもつらくなることが予想されます。

そこで、簡単に出来る対策としては、仮眠をとることです。

職場によっても、色々と違いはあると思いますが、休憩時間は必ずあるでしょう。

その時に15分でもいいので仮眠をとってください。

仮眠の質を高めることで疲労物質を取り除き、高血圧対策にも繋がり、その後は、ミスも少なくなり、仕事もはかどるはずです。


サングラスを活用して光を遮断する!


夜勤明けは、朝の陽ざしも眩しいので、サングラスをして光を遮断するようにするといいです。

また、帰宅してから光を浴びると寝れなくなりますので、部屋のカーテンは閉めておきましょう。

できれば寝る前はパソコンなどの光は浴びないようにして寝るための準備をしてください。


夜勤明けのお風呂は?


夜勤明けは、シャワーで済ませる人がいますが、しっかりとお風呂に入ることをお勧めします。

その理由は、お風呂に浸かることで免疫力や代謝がアップしますし、入浴後は血圧は下がり安定するからです。

ちなみに質の高い睡眠にするためには、ラベンダーやカモミールなど香りがする入浴剤を入れると効果的といいますので試してみてください。


夜勤を断る!


その他にできる対策としては、夜勤を断るのも一つの方法です。

断る理由としては、「辛い」とか「疲れる」ではダメですので、高血圧や睡眠障害など、診断者を書いてもらい、それを提出してみてください。

もし、その理由が通らない場合は、自分の健康の為にも転職を考えた方がいいかもしれません。


高血圧が改善されない人はどうすればいいのか?


夜勤で高血圧の人は、普通の人以上に健康を意識することが大事です。

もちろん、上記で挙げた睡眠もそうですが、食生活に問題がないか?アルコールの飲み過ぎてはいないか?運動不足ではないか?

色々と見直すことはあると思います。

それで、血圧が下がり安定していけば問題ありませんが、生活習慣等を見直しても血圧が下がらず、高血圧の状態が続くのであれば、病院で検査してもらい、治療を開始しましょう。

高血圧は、無症状のことがほとんどですので、そのまま放置していると、脳卒中や心臓の病気で心筋梗塞や狭心症などの合併症を引き起こす可能性もあるので気をつけてください。



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