血圧を下げる方法の1つに「
ハンドグリップ」があります。
ハンドグリップは、以前、NHKの人気番組、ためしてガッテンで放送されました。
タオルを握るだけで、血圧が下がる画期的な方法です。
番組では、4週間続けて、7人中6人の血圧が約10%下がりました。
ですので、かなりの高い確率で血圧が下がることがわかります。
そこで、このページでは・・・
タオルを握って血圧が下がる理由
具体的なやり方について!
ハンドグリップのデメリット! これらを解説しています。
タオルを握るハンドグリップはとても簡単な方法!
生活習慣を見直してもなかなか血圧が下がらない方は、参考にしてみてください。
タオルを握ると血圧が下がる理由とは?
そもそも、なんでタオルを握っただけで血圧が下がるのか?
その理由ですが・・・
NO(一酸化窒素)が作られて、血管に良い影響を与えるため!
このように考えられています。
NO(一酸化窒素)とは血管を若返らせる物質
ハンドグリップでは、タオルを一定時間、握ります。
そして、握り終えた時に、体内(血管の内皮)でNOは作られます。
NOの効果としては、血管を広げて、柔らかくしますので、血流が改善されます。
その結果、血圧が下がると言う事だったんですね。
他にも、血管内のコレステロール体積や血栓の発生を抑える効果も期待されています。
ですので、血管を良い状態に保つためにもハンドグリップを行いましょう
ハンドグリップにやり方について!
では、ハンドグリップのやり方を説明しましょう。
先ず、準備するのもは・・・
・
タオル1本
・
タイマー、または時計
タオルは、丸めるのですが、握った時に指がつかない大きさにします。
●ハンドグリップのやり方
タオルを握るのですが、30%程度の力で握ります。
右手 2分握る⇒1分休み⇒2分握る
左手 2分握る⇒1分休み⇒2分握る
これが1セットです。
1日に、3セットぐらいを目安に行いましょう。
力加減に気をつけて!
ハンドグリップでは・・・
30%程度の力を維持させること!
これがポイントです。
はじめてタオルグリップを行う時は、力が入り過ぎてしまいます。
なので、気をつけてください。
また、タオル握りをやめるとなんとなく腕がジンジンしてきます。
これこそがNO(一酸化窒素)が出ているサインです。
ハンドグリップが面倒な人は?
毎回、タオルを丸めるのが面倒と言う人もいると思います。
そんな人は、
丸めたタオルをひもで縛っておくといいです。
それをテーブルにでも置いて、テレビを見ながらでも行ってみましょう。
その際、テレビに集中してしまうと何分握ったか分かりません。
なので、タイマーを用意するといいですね。
ハンドグリップのデメリットは?
血圧を下げるハンドグリップですが、デメリットもあります。
それは・・・
止めれば、また血圧は戻ってしまう!
つまり、続けて行わなければいけません。
それに効果を実感するまでにある程度の期間がかかります。
早い人では2週間ぐらいですが、番組では、4週間行っていました。
他にも、注意する事があります
それは、
重度の高血圧(180mmHg/110mmHg以上)の方の場合です。
重度の方は、必ず医師と相談の上で行うようにと番組では放送されていました。
ですので、該当する方は気をつけてくださいね。
ちなみに・・・
最近では、この
NO(一酸化窒素)が注目されていています。
今回は、タオル握りでNOを発生させたわけですが、他の方法もあります。
例えば・・・
・腕や足などを手で直接、握る
・ややきつめのウォーキング
・つま先立ち運動
など。
色んなやり方でNOは作られるんですね。
なので、タオル握りに加え、日頃から体に刺激を与えたり、動かしてください。
続けていけば、血管も柔軟になり血圧も下がっていきます。
また、健康的な体になるので、意識して続けてみてはいかがでしょうか?